このページでは、ロンドン、ピカデリーにある高級食料品店 フォートナム&メイソンのアフタヌーンティーを紹介しています。
[char no=2 char=”英国大好きさん”]ロンドンの中心、ピカデリー付近で美味しいアフタヌーンティーをいただけるところはありませんか?[/char]
[char no=5 char=”ガイドさん”]ちょっと高いのですが、高級食料品店フォートナム&メイソンのティールームでアフタヌーンティーはいかがでしょうか?[/char]
イギリス・ロンドンのグルメを楽しむ上で外せないのがアフタヌーンティーです。
アフタヌーンティーとは、イギリスで午後4時~5時位に楽しまれている紅茶とお菓子です。
19世紀半ばころから上流階級の貴婦人の間で、社交のために始まったとされています。
お皿を3段階に重ねることができるいわゆるティースタンドを使い、サンドイッチ、スコーン、ケーキなどをいただきます。
ロンドンでは、いたるところでアフタヌーンティーを楽しむことができますが、有名所はブラウンズホテル Browns、ゴーリングホテル The Goring、ザ・バークレー The Berkeleyなどの高級ホテルのティールームなどがあります。
ホテル以外で有名なのが、ピカデリーサーカス近くの181 Picadillyにある英国王室御用達、高級食料品・デパートのフォートナム・メイソン Fortnum & Masonのレストラン・ティールームです。
フォートナム・メイソン Photo by Martin Belam
フォートナム・メイソンの中には、アフタヌーンティーをいただけそうな場所が3つあります。
「The Fountain」、「The Diamond Jubilee Tea Salon」そして「The Parlour」です。
今回、私は最上階のThe Diamond Jubilee Tea Salonでアフタヌーンティーをしましたが、その他の場所でもアフタヌーンティーをもう少し安く楽しめるのではないでしょうか。
ただし、The Fountainは6月27日から改修中で、秋に再オープンする予定です。
目次
The Diamond Jubilee Tea Salonでアフタヌーンティーの予約を取りました。
フォートナム・メイソンの最上階にあるこのレストランは、実は前回、2013年のイギリス・アイルランド旅行でも行きました。
その時は、行ったのは行ったのですが、あまりに高そうなので入口付近で回れ右をして帰ってしまいました。
今回は、さすがに覚悟を決めていました。
6月23日(火)の午後3時頃、受付の方に席は空いていますかと聞くと、あいにく、満席で午後5時半頃なら空いているとのことでした。
The Diamond Jubilee Tea Salon
それなら、5時半に予約をお願いしますということで、そのまま近くのナショナルギャラリーに時間つぶしに絵を見に行きました。
しかし、よく考えてみると今夜は、6時半からシャフツベリー・アベニューにあるクイーンズシアターで、ミュージカルの「レ・ミゼラブル」の予約を入れていました。
フォートナム・メイソンからクイーンズシアターまで歩いても10分かかりませんが、それにしてもアフタヌーンの時間が1時間もありません。
また、予約を取りなおすのも面倒なので、そのまま5時半に行きました。
フォートナム・メイソンのThe Diamond Jubilee Tea Salonでアフタヌーンティー。
案内された席は、紅茶を入れるカウンターの近くでした。
注文を取りに来たウェイターに、6時半に他の予約を入れているので時間が1時間しか無いと伝えたところ、すぐに全部持ってきたほうがいいかとのことなので、そうしてほしいと伝えました。
それでも、まずは皿に載せられたサンドイッチがやって来ました。
このサンドイッチは、Finger Sandwichesと言いその種類は次の通りです。
- フォートナムのスモークサーモン、ケーパーとレモンドレッシングとともに
- カレーとマヨネーズのコロネーションチキン
- キュウリ、ミントとクリームチーズ添え
- エビと小ぶりのレタス、マリーローズソース
- 希少種の卵、マスタードクレソン
やがて持ってきてくれた紅茶も、ウェイターおすすめの紅茶でしたが、名称は忘れてしまいました。
その次に、いよいよ3段重ねのティースタンドが2つ来ます。
右側のティースタンドには、上から5つのマカロンなどのケーキ、2段目はレーズンのスコーン、一番下がプレーンなスコーン。
左側のティースタンドには、上からクロテッドクリーム、2番めと最下段には、フォートナムメーソンのジャムです。
ただし、スコーンにつけるクロテッドクリームは、名産のデボン産ではなくてサマーセット産です。
どれも美味しくいただきましたが、なにせ時間がないものですから焦りながらパクパクと食べてしまいました。
時折、憐れに思ったウェイターがやってきては、もう少し食べないかなどと聞いてくれますが、なにしろ時間がないので、目の前にあるものを食べるのがやっとでした。
フォートナムメーソンのアフタヌーンティは、40ポンド~45ポンドですが、私が注文したのが40ポンドの分でしたが、最終的には45ポンドとなります。
45ポンドは、日本円で9000円近くになりますが、バイキングと同じでウェイターに言えばいくらでも追加してくれます。
私があまりに急いでいるので、気の毒になったのか追加分を箱詰めして家に持って帰りませんかと言ってくれましたが、家は日本ですと言うと、じゃホテルに持って帰りませんかととても親切でした。
さすがに、この後はミュージカルの「レ・ミゼラブル」を見ることにしていましたから、周りに迷惑がかかるかもしれないので箱詰めお持ち帰りは断りました。
お皿やティーポットを箱詰めにしてくれないかと言えばよかったのかもしれません。
本来なら、こういう店のアフタヌーンティーは、3時間位かけてゆっくりと、追加に追加を重ねていただかなければ、とても元は取り戻せません。
現在のロンドンは、為替レートのせいもありますが、とても日本人には物価高に思えます。
アフタヌーンティーが9000円ですが、ハイドパークの立ち食いのホットドッグ1本だけで900円ですから、食べ放題、飲み放題を考えると相対的にはまあまあの価格なのかもしれません。
なお、フォートナム・メイソンのアフタヌーンティーは大人気なので、私のように予約しないで行くとまず空席がないと思います。
次のサイトでは、日本の自宅から日本語で予約ができますので利用されると便利です。
予約してクーポンを持って行くと、英語が話せなくてもテーブルに案内してくれて、アフタヌーンティーも出てきます。
値段もフォートナムメイソンで直接注文するのとほとんど同じです。
アフタヌーンティ 英国王室御用達 フォートナム&メイソンの予約はこちらをクリック
◯ Fortnum & Mason The Diamond Jubilee Tea Salon
181 Piccadilly London W1A 1ER
+44 (0)20 7734 8040
Monday to Saturday 7am to 9pm
Sunday 8am to 9pm